ワンコの健康サイトよりお知らせがきました!
2010.07.21 10:32|チョコ日和|
? 夏は水分の摂り方に要注意! ?
長かった梅雨がようやく明けて、
ついに夏本番ですね。
犬は暑さに弱い動物だと言われていますが、
体温調節の苦手な
パピーやシニア犬にとっては、特に体力が消耗しやすく
身体に負担がかかりやすい季節になります。
だからこそ、これからの季節に体調管理が大切なのは
私たち人間も

そこで今回は、

『上手な水分の摂り方』についてご紹介します。
犬の身体は約60?70%が水分で占められているので、
水は生きるために欠かせない存在。犬の体重1kgあたり
1日に必要な水分摂取量は60ml程度だといわれています。
でも、夏は普段以上に水分を摂る必要があるのです。

舌を出して「ハァハァ」としている姿をよく見かけますよね。
これはパンティングといって、唾液を蒸発させることで
体内にこもった熱を放出し体温を調節しているのです。
しかし、このパンティングを行うことで、体内の水分が
どんどん失われていき、脱水を起こしてしまう可能性も
あるのです。
特にシニア犬は脱水症状になりやすいので、注意が必要です。
私たちは、年をとると体内に水分をためておくことが
難しくなります。また、口の渇きが自覚しにくくなるため、
水をあまり飲まなくなります。それは

若い頃と比べると頻繁に水を飲まなくなる傾向があります。
夏場

口の粘膜が乾燥していたりすれば、それは脱水の症状の
可能性が考えられます。
脱水症のいちばんの予防法は『こまめな水分補給』です。
人は意識的に水分を摂ることができますが、

そうもいきません。だからこそ、そばにいる私たちオーナーが
常に意識して水分を補給できるように工夫する必要があるのです。
ただし、この水分補給には注意が必要です。
ドライフードを食べている

含まれている水分量が10%以下と非常に少ないため、
夏場は特に水をよく飲む傾向があります。
一度にたくさんの水を飲みすぎると、胃酸が薄ってしまい、
暑さで弱った

ことがあります。その結果、消化機能が低下して下痢になったり
夏バテになったりする場合もあるのです。
身体に負担をかけないためにも、水分がたくさん含まれている
生肉や缶フード、レトルトフードなどを上手に活用することで
毎日のごはんから効率よく水分を吸収することをおすすめします。
また、暑くなると私たち人間が喉ごしの良いさっぱりした
食べ物を好むように、

パサパサしたフードは食べにくくなってしまうようです。
食べ物から水分を摂るとなぜイイの?
水道水やミネラルウォーターなどは、
血液や細胞などで活用するために
身体に摂り入れやすい水に変化させる必要があります。
実は、これが身体にとっては重労働。
でも、生の肉や野菜には元から

水分が含まれているので、通常の水を飲むよりも身体に負担を与えることなく、
効率よく水分を吸収することができるのです。